屋外消火栓設備



1階及び2階の床面積合計が3000平米で必要です。
準耐火構造では6000平米、耐火構造では9000平米で必要です。

設置単位は棟ごととする。
棟ごとの水平距離が1階で3m以内、2階で5m以内なら1の建物とみなします。
但し、同一敷地内で維持管理が一体ででき、各棟ごとの配管に止水弁が設けられている場合は
ポンプ、配管を兼用できる。


構成

屋外消火栓       必要数(建物の各部分から水平距離 40m以内)
              バルブは50Aまたは65A
              バルブ位置は地上1.5m 〜 地下0.3m以内に設けること
              ホースは長さ20mを各消火栓ごとに2本以上
              ホース格納箱は消火栓からおおむね5m以内
              ノズルは口金19mm以上
              赤色表示灯必要 

              放水能力 放水量350L/min

              放水圧力 2.5kgf/cm2 〜 6.0kgf/cm2(越える場合は減圧措置必要)


配管           350L/min    65A以上
              700L/min   100A以上


ポンプ          400L(1台)
              800L (最大2台800Lまで)   

              起動装置は屋外消火栓内部からも遠隔操作できること
              P型発信機からの起動も可


水源           7トン×最大2台


充水措置 (補助高架水槽又は補助加圧ポンプ )      
              本来は屋内消火栓の基準に準ずるので必要ですが
              消防署により設けなくてもよいところがあります。


非常電源設備     専用受電、自家発電又は蓄電池設備